WZ MOBILE (3)

相変わらずブラウザ機能についてつらつらと。
HTTP_USER_AGENT は wz-text-browser。
ダウンロード中を示すインジケータが存在しない。いや、思い出したかのように何KBとステータスバーに表示されることもあるのだが、100%確実に表示されるわけではない。確実なのは、ダウンロードが終わっても「完了しました」ではなく「[→]で受信結果にジャンプ」とステータスメッセージが表示されること。この指示通りに操作すれば、なかなか快適なねっとさーふぃんが楽しめる。ただし、メッセージが表示されてからそれが消えるまでの間はわずか数秒ほど。この間に右カーソルキーだけを押せという難易度の高い操作を要求してくる。右カーソルキー以外を押してしまったり、表示をうっかり見逃したりするとアウトという実にゲーム性の高いつくりになっている。
改行記号を表示したりしなかったり。法則性が掴めない。てか閲覧モードだったら制御文字は全部非表示になるようにすべき。
blockquote要素の表示が格好悪い。単純なインデント。左端に引用符をつけて緑色、くらいの茶目っ気ある表示にはならないのだろうか。
pre要素がベタ表示。おいおい。
定義リストの処理が全然定義っぽくない。dt要素、空白、dd要素と1行に続けて表示される。dt要素が特に太字になったりはしない。正直これを初見で定義リストであると判じるのは不可能である。
img要素はalt属性をベタ表示。alt属性のない画像はスペースで表示される。なので基本的にはカーソルの反転表示が頼り。カーソルがスペース上に来れば反転表示され、さらにステータスバーにファイル名が表示される(公式ページで確認)。
画像はダウンロードして WZ MOBILE 上で表示可能。ただし、元の文書にぶら下がったりはせず、しかも画像情報をタイトルに使ってくれるので分かりづらい。alt属性かtitle属性使ってよと。画像がリンクになっている場合は、リンクが優先される。この場合に画像を見る方法は今のところ無いようだ。