iPod touchを買った

まず、「タッチパネルはペンか爪先でつついて操作するもの」というこの手の機械の常識を覆したことが偉い。従来のものはペン先をふるう際、ちゃんと構えないと操作に失敗する可能性が格段に上がる。対象が小さく、反応がシビアだからだ。これが意外とだるいし、神経を使う。
この点、iPod touchはフリックなら非常に大雑把な操作でOKであり、タップの対象たる各種画面部品のスイッチは大きめに作られている。一画面になるべく多くの情報を詰め込んだために操作性が犠牲になる形とは正反対の発想だ。画面からはみ出してスクロールが発生しても、快適な画面切り替えが可能になっている。実に良くできている。

以下略

  • フリック最高。画像ビューアとの親和性は素晴らしいの一言に尽きる
  • 美しいフォント。この手の端末でフォントサイズを拡大したりするとフォントの種類やら拡大手法との兼ね合いで間抜けに見えたりするが、この端正な書体は特に意味もなく拡大したくなる魅力がある
  • スライド式ではないロックボタン。実は従来のiPodはこれが結構だるく感じたりした。後は誤動作の心配だが、まだ外でほとんど使っていないので何とも