手帳を買う

無印良品の白いダイアリーにした。黒い手帳に飽きたのもあるし、華美だったほぼ日手帳の反動でもある。
実はほぼ日手帳は4月で挫折して、4月始まりの「超」整理手帳を買い直していたりする。一番の理由は、「今日は手帳使わないから家に置いていこう」と思ってしまうほど重くて分厚いため。過去10年間、薄く軽くなるようにと手帳を使っていた反動は大きい。そしてそんな日に限って「持ってくればよかった」と後悔する場面に出会す。
それに、色ペンで記述内容に属性を持たせているので、罫線の色がモノトーンでないのが邪魔くさい。やっと見慣れてきたと思ったら、1か月経過すると変わってまた鬱陶しく感じるようになる。普段多用する青色が罫線に採用された4月に至って、これは慣れるのは到底無理だと悟った。
他にも、祝日の特大フォントが以下略な理由によりむかつく(やつあたり)とか、シリアスな状況下でも容赦なく目に飛び込んでくる脳天気な珍聞駄文な最下部の日々の言葉をいちいちスルーする(活字中毒だからどうしても読んでしまう)のに疲れたとか、いろいろあって、自分には合わないと3ヶ月ほどで結論が出てしまった。
そんなわけで「超」整理手帳に戻ったのだけれども、ほぼ日手帳でどうでもいいことをつらつら書いていたのはそれなりに楽しかった。しかし「超」整理手帳ではスケジュール以外を書くのは難があり、少々寂しくもあった。
そこで、今回は多少余計なことを書けるスペースがあり、なおかつ薄くて軽いシンプルな手帳を、という条件で選んでいったら、面白味も何もない真っ白な手帳になってしまった。しかし見比べるとモノトーンは落ち着く。本当はクリーム色の紙がよかったんだが、それに拘ると、どうしても野暮ったいビジネス手帳になってしまうし。