C70

完全な日記。
MOSAIC.WAVの先行発売CDが欲しくて、ここ数年何度か有明に足を運んでいる。
あまり他のものは買わない。よって時間と体力と交通費の無駄という話もあるが、何度も行っていると、花火や縁日、プールに海水浴といった夏の風物詩やら季節感を味わう機会と似たような感覚も感じていたりする。
それでも今年は涼宮ハルヒの憂鬱という興味惹かれるジャンルがあったので、多少それを楽しみにコンテンツホルダたる京都アニメーションのブースも覗いてみた。
……今更Kanonかよ。
閑古鳥が鳴くとはまさしくこういう状況を指すんだな、と。列を整理するために張られたチェーンが、まるで立ち入り禁止区域を示しているかの如く機能していた。所在なく立ちつくすだけの売り子と、遠巻きにちらりと見て通り過ぎるだけの通行人。立ち止まる人もおらず、心なしか通路も広く感じ、ブース自体がぽつねんと孤立している。残酷な光景だ。
ave;newのCDも買った。企業ブースで売り子に話しかけられるとは思わなかったので、少し失礼な受け答えをしてしまった気がする。というか、まずあの声でびっくりしてしまった。
そういや「メインボーカルから手渡しで買える」のを口上で高らかに喧伝していたが、それは売りになるんだろうか。それを先に聞かされてしまうと、いざ売り子の目の前に立ったとき、逆に気恥ずかしさを感じてしまうような気がする。私は楽曲に興味はあっても、演奏者や作曲者本人には大して関心がないから余計そう思ってしまう。
[es]を割と見かけた。無印は見かけず。それに SL-C シリーズを一度。他は見かけず。普段街中を歩いていても感じるが、[es]の目撃率は段違い。PSP には及ばぬものの、今までの Pocket PC とは違う。
豪雨に降られて撤退。やや間に合わず。