SL-C1000 が NAND Flash Restore 不能

個人的な日記。
最近話題の OpenZaurus-ja を試していた。まず Opie を入れ、なるほどと一通り使ってみた後、次に GPE を試そうとすると、アップデート画面が起動しない。あらら、これは NAND Backup からやり直しかと思って NAND Flash Restore を実行したところ、

Restore...failed format error
などと出て、止まる。
Read & Write Rpt や NAND Flash Full Erase を行うと 一応は通るのだが、必ず Total Bad Block=1 と嫌なエラーつきである。
三つのコマンドを繰り返しているうちに、何度目かの NAND Flash Restore 実行で、エラーがファイル読み込みエラーに変化した。もう作業自体に飽きが来ていたので正確なスペルは覚えていない。画面下部にインジケータが出るようになった。しかし必ず5分の2くらいで止まっている。これは修理コースかと諦め、頭を冷やすことに。
その後、NAND Flash Restore が途中で止まったまま、最後のつもりで電源を入れたら、あの懐かしいシャープのロゴ画面が。どうやら起動するつもりらしい。じーっと起動画面を見つめ続けていくと、初回起動時のキャリブレーションが現れた。なんだが本当に起動したようだ。アイコンも正常に表示されているし、ぱっと見たところ、目に付く異常はない。思わず勢いでバックアップからリストアを敢行してしまう。今思えば、ここで本体メモリー合計くらいは確認しておくべきだった。
リストアも正常に終わった。カーネルとデフォルトシェル以外は、以前通りとしか言いようのない Qtopia 環境が戻っている。スペシャカーネルを入れ、再起動すると、もうまったく今まで通りの環境になってしまった。
しかし NAND Flash Restore がクラスタ破損ぽいエラーで止まってしまうのを知ってしまった今、以前と比べて実に不安だ。