W41CA に機種変更した

電子コンパス付きの W43S を第1候補として考えていたが、触った瞬間に即心変わりした。触感がまず良くない。左手できゅっと握りこむと、サイドの微妙なでっぱりが親指の付け根当たりに自分の存在を主張しているのを感じる。どうも気になってしょうがない。
そしてこのキータッチ。これはもうソニー製デバイスの伝統なのだろうか。平坦、いやむしろ陥没しているのではと感じるほどのキーだ。私がかつて触ったことのあるソニー製デバイスの中でも3本の指に入る悪さだ。
「あかり」に惹かれる要素はないし、着せ替え復活は落としたときにカバーが吹っ飛んでいくのを経験したためむしろ不満で、触感とキータッチが全然合わないことが分かってしまった時点で、ただただ薄いだけの端末になってしまった。
仕方なく他の端末を何となく触っていると、店員がそろそろと寄ってきて、いろいろとしゃべっている間になんとなく W41CA がよく見えてきた。
毎年のように機種変更してきたのに、W21S だけを2年も使ってきた理由は、特に気に入っていたからではなく、電子コンパスに拘りすぎたからだった。au の毎回のラインナップの中で毎回確実に電子コンパス付き端末は少数派なのは分かっていたのにもかかわらず、選択の余地を自ら狭めすぎていた。要は人間あきらめが肝心だと。
そんなこんなで、2006年au端末ベスト1の声も高い W41CA に機種変更することにした。後継の W43CA が間もなく出るのは分かっているが、化粧品のコンパクトのような折りたたみ端末は好みではない。