そのうち試してみたい W-ZERO3 で Adobe Reader for Pocket PC 2.0 を動かす計画
W-ZERO3でAcrobatReaderを動かしてみたのほうがスクリーンショット付きで見やすいのでお勧め。どうでもいいことだが Acrobat Reader は PC 版が version 6.0 から改名されたのに合わせて 2.0 から Adobe Reader になってるので注意。
ネタ元。
以下の手順を逐一には試していない。実際に試して起動を確認したが、関連付け起動でこける、ツールバー編集でフリーズするようだ。特に関連付けは強制的に奪われるので、PDF を常用している人は要注意。2.0 日本語版をW-ZERO3 にインストールしない内容になっているが、それが原因で動作に影響を及ぼす何かが不足してしまうかもしれない。そうなると以下の手順通りでは動かない可能性もある。手元の環境でも、実際には 2.0 日本語版をインストールしてしまった故未確認になってしまった。
つまり、こうすれば多分行けるだろうという勝手な憶測に基づくメモ。
趣旨。要するに、英語版 Adobe Reader に日本語版に入っている UI の日本語表示リソースと、文字エンコーディング関連の処理ライブラリを読み込ませる。
W-ZERO3 単体ではまず無理なのが面倒くさい。それもこれも日本語版が正常動作しないのが悪い。
用意するもの。
- Adobe Reader for Pocket PC 2.0 英語版 (English Pocket PC v2.0)
- Adobe Reader for Pocket PC 2.0 日本語版 (Japanese Pocket PC v2.0)の \Program Files\Adobe\Acrobat 2.0\Reader\RdLang32.JPN
- Adobe Acrobat Reader for Pocket PC 1.0 日本語版 (Japanese Pocket PC 2002)の \Program Files\Adobe\Acrobat 1.0\Encoding\AcRAJPN1.dll
- キャビネットファイルを path つきで解凍できるcabar
- (たぶん)ActiveSync
基本的な手順として、まず必要なリソースを母艦上で全部揃える。しかる後に W-ZERO3 で作業。
- 1.0 日本語版を母艦にインストールし、C:\Program Files\Microsoft ActiveSync\Adobe 以下から arceARMjp_jpr.PPC_2577.CAB を確保。どこか作業用ディレクトリにでもコピーしておく
- 1.0 日本語版をアンインストール
- 2.0 日本語版をインストール。同じく C:\Program Files\Microsoft ActiveSync\Adobe 以下から arceARMjp_jpr.PPC_2577.CAB を確保。名前が同じなので注意。何なら適当にリネームしておく
- 2.0 日本語版をアンインストール
- cabar にて確保した二つの arceARMjp_jpr.PPC_2577.CAB を解凍。2.0 日本語版の \Reader\RdLang32.JPN と 1.0 日本語版の \Encoding\AcRAJPN1.dll をディレクトリ付きで確保し、W-ZERO3 へコピーする用意でもしておく
- 2.0 英語版をインストール。ここは W-ZERO3 に繋いで行ってもよい
- 以下、W-ZERO3 に移る。2.0 英語版を起動し、使用許諾に同意しておく
- 2.0 英語版を終了し、\Program Files\Adobe\Acrobat 2.0\ 以下に 5 で用意したファイルをディレクトリ構造を崩さぬようコピーする
- 2.0 英語版を起動する。成功していれば、起動時に英語 UI と日本語 UI を選択するダイアログが出るので好きな方を選ぶ。おしまい
補足。cabar について、作者の掲示板より引用。
そこで、Cab Renamerをリメークしてみました。
名前も改めまして、caber(Cab file Extractor & Renamer)として、機能の
強化も行いました。
主な強化点は、
・GUIアプリにしました(今まで通りショートカットにD&Dもできます)
・設定はiniファイルに保存されます
・ファイルのリネームだけではなくフォルダ構造も再現するようにしました
・レジストリの情報を〜.regに書き出すようにしました
(TascalRegEditの-sオプションで読み込めるかもしれません)ただし、まだバグがあると思います。
(特にレジストリやフォルダの処理は%〜%という文字列がうまく変換でき
ない場合があります)MinGWでSTLを使ったらexeがかなり大きくなってしまいました…
実行するのに、特にDLLやランタイムなどは必要ありません。
レジストリは使用していないので、アンインストールの際は展開したフォ
ルダごと削除してください。使いたい方はこちらからダウンロードしてください。
http://e550.hp.infoseek.co.jp/popope/archive/caber010.lzh
お約束ですがbeta版ですので、使用する方はそれなりの覚悟で使用してください。
PicselViewerでメモリ警告を出ないようにする
Adobe Reader を入れたのは、PicselViewer では見れない PDF を何とかするためだったのだが。こっちの方が楽だったか。